新型コロナウイルス対策 その3
2020年04月20日
こんにちは。
「気分転換しましょう」と診察の時にいつも話しています。
恒例の「ロック喫茶イベント」は今回延期となり、おまけに週末によく行くレコード店も閉まっています。
「じゃあ仕方ない」とここぞとばかりに、いつも以上にレコードを引っ張り出して聴いて過ごしています。
今日はこの4枚。いずれも以前ご紹介したことのあるアルバム。結局のところ、同じレコードばかり聴いています。
① Deep Purple/ Burn UK Purple
1曲目は不動産屋のCMにも使われたアルバムタイトル曲。ツインボーカル、手数の多いドラム、クラシカルなギターとキーボード。スピード感があり、瞬時に脳が覚醒します。
② Boston/ Boston US Epic
70年代半ばに世界中で大ヒットしたBostonの1stアルバム。美メロ、スペーシーなギターで更に爽やかな気分になる。
③ The Zombies/ Odessey And Oracle UK CBS
60年代半ばのイギリスのバンドの2nd。3分程度の美しい曲、優しい声。当時流行のサイケなジャケの雰囲気そのままにキラキラした宝石箱のようなアルバム。優しい気持ちになれる。
④ Nick Drake/ Five Leaves Left UK Island
3枚のアルバムだけを残し、日の目を見ることなく25歳で亡くなったNick Drakeの1st 。イギリスらしいというより母親の影響を強く受けた陰鬱な音楽。Nickの優しい声と完璧なピッキングのアコギをメインとして、わずかにストリングスが加わった静かなアルバム。穏やかな天気の週末に聴くと落ち着きます。
良い音で聴くためには、まずレコード磨きから。「レコードってプチプチいうところがいいよね」って、とんでもない!「プチプチ」って歌っているならいいけど。
専用の洗浄液を垂らし、不織布を使ってレコード盤の溝に沿って磨きます。この時とても集中しています。姿勢を正して日本刀を磨くように。
「不安」から解放されるためには「集中する」ことです。
“No Music No Life”
音楽にはいつも助けられています。