新型コロナウイルス対策 その1
2020年04月17日
こんにちは。
たいへんな世の中になってしまいました。
当初は、季節性インフルエンザ程度、すぐに終息すると思っていたのですが。
通院中の方の仕事、家庭生活、病気の症状などに影響し、診察中に新型コロナウイルスの話題になることが多いです。電子カルテに「ころ」と入力すると真っ先に「コロナウイルスの影響で」と候補ワードが出てくるようになりました。
症状として現れるのは「不安」です。そして「不安」が様々な他の症状を悪化させてしまいます。
不眠:健康、仕事、家族のことが不安で眠れない。
広場恐怖やパニック発作:直接関係ないことでも不安に感じていることがあると、乗り物などへの恐怖感が強まる場合があります。
強迫症状:特に洗浄強迫(不潔恐怖)のある方は、手洗いが増える傾向にあります。
また、環境の変化もこころに影響を与えます。
在宅勤務:「長距離通勤の負担が減って良かった」という方もおられますが、「仕事に集中できない」「自分の役割を見失ってしまった」という方もおられます。
外出自粛:「通勤はたいへんだが気分転換にもなっていた」「せっかくの週末なのに」ストレスがたまってしまいます。
身体的、経済的、社会的な影響だけでなく、精神的な影響も見過ごすことはできません。
TVをつけるとコロナのニュースばかり。観るのも嫌だけど、観ないのも不安。不満も募る…
じゃあどうしたらいいのだろう…
今の自分には何ができるのか…
感染予防のために:手洗い、うがい、マスク。
運動不足解消のために:ストレッチ、ヨガ、ちょっとだけ散歩。
気分転換のために:音楽、読書、ゲームもやり過ぎなければ良い。家族、友人と話す。思っているだけではなくて。
規則正しい生活:睡眠と食事は大切。酒は控えめに。
仕事に集中するために:通勤時と同じスーツを着て在宅勤務。
不安を少しでも減らせないか:瞑想は効果的。楽しかったできごとを、時代ごとに区切って思い出して書き出す。コロナが終息した後の旅行の計画を立ててみる。できるだけたくさんのプランを作る。見どころはどこか、土産物が何が良いかまで。
私が思いついたのは、今のところこのくらいです。
皆さん、良いアイデアがあれば教えてください。
言い古された当たり前の言葉ですが、「できることをやる」だけです。