どちらにするか・・・
2015年09月10日
こんにちは。
雨が降り続いてますね・・・
昨日、帰宅するときに傘をさしていたのですが、家に帰ると頭がずぶ濡れでした。なんと、傘全体が雨漏りしていました・・・まったく
さて、ほとんどの本の後ろのページに、「第○版」などと書かれていると思います。発売当日などに購入すると、もちろん初版「第1版」です。
これは、レコードにもあります。(またレコードの話で恐縮です)
レコードは、曲を録音したテープをもとに、まずタイ焼きの鉄板のような鋳型が作られ、そこに材料となる塩化ビニールを流し込んで作られます。鋳型を何度も使っていると劣化してくるので、鋳型を作り直すことがあります。そして、最初の鋳型からできたレコードは初版、作り直した鋳型から作られたものは第2版以降のものとなります。
☆レーベルの外側に1とか2とか版を示す番号が彫られています☆
本だと、初版は特別なハードカバーなど装丁が違うことはありますが、小説のストーリーが変わることはありません。
レコードは、最近いろいろ研究が進み、初版とそれ以降では音が違うことが分かってきました。
好みもありますが、一般に初版の方が音の鮮度が高く、さらに同じ初版でも、最初にプレスされたものの方が鋳型の劣化が少なく、より良い音と言われています。
このような(無駄な?)知識があると、悩みも増えてきます。
先日、中古レコード屋さんに行った時、好きなグループの初版と第2版のレコードを見つけました。
ところが、単純に音が良い初版を買おうとはいきませんでした・・・
初版はボロボロ、第2版はピカピカだったんです。結局、迷ったあげくどちらも買いませんでした・・・
また、同じ初版でも、盤はピカピカなのにジャケットがボロボロなものと、盤はボロボロなのにジャケットがピカピカなもののどちらにしようか迷うこともあります。
何かをとると別の何かがうまくいかないって困りますね。
☆おかきにするか卵ボーロにするか・・・☆