例え話
2015年12月11日
こんにちは。
私は、患者さんにできるだけ分かりやすく説明するために、例えをよく用いるようにしています。
レパートリーがないので、いつも同じ例え話です。
「周囲から悪く思われているんじゃないか」とマイナスの想像力を膨らませて不安になる方には、
「例えば、通りの向こうから、サングラスをかけ肩で風を切って歩いてくる人がいたとします。怖そうだなと思うかもしれませんが、よく考えてみるとその人が怖い人だという根拠はどこにもありません」
と、不安に感じていることも、実は全く根拠がない場合がありますよと説明しています。
この例え話は、多くの方が「ああなるほど」と理解してくれます。
また、「人から嫌われないように」と考え、常に周囲に気を遣ったり、八方美人的に振舞ったりする方は、「全ての人から好かれなければならない」と思っています。そのような方には、
「あの人気者のミッキーマウスでさえ、嫌いだという人がいるくらいですから、全員から好かれるのは不可能じゃないでしょうか」
と、全ての人から好かれなければという認知が誤りであることを説明しています。
このミッキーマウスの例え話は手ごたえが悪く、半分くらいの方は「はあ?」という反応をされます。
う~ん、「ミッキーマウス」じゃなく「嵐」に変えた方がよいのだろうか?
そういう問題ではないのだろうか・・・
☆くわえたおもちゃを落とす遊びをしています☆
もう師走ですね
2015年12月02日
こんにちは。
日に日に寒さが増し、気がつけばもう12月です。
蛇口から出てくる水が温かくなるのが待ち遠しくなる季節です。
うちのワンコは、ロングコート・チワワで毛がふさふさで見た目は温かそうですが、とても寒がりです。
なので、寒い日は服を着せています・・・が、すぐに脱いで震えています。
☆私のよりいい服着てます・・・☆
失うものを増やしていくゲーム
2015年11月13日
こんにちは。
当院は、ビルの7階にあります。
昨日、診察の合間に待合室にいると、「エレベーターの音がする」と受付スタッフが言いました。
ところが、私には全く聞こえませんでした。高い音らしい。
あれだ!
年齢とともに、高音域が聞こえなくなっていく症状です・・・
ちょうど、患者さんに矢沢永吉の名言を教えてもらったところでした。
「人生とは、失うものを増やしていくゲームなんだ」
歳を重ねるごとに、失うことやできなくなることが増えていきます。
しかし、それを嘆くのではなく、ゲームのように楽しんだらいいじゃないか、ということでしょう。
素晴らしい認知の修正です。
ロックだねえ!
☆おやつをたくさん食べるゲームやってます☆